金属表面改質部門Metal Surface Modification Headquarters

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数多くの改質技術をもつ表面改質のスペシャリスト
表面改質と前後機械加工の一貫生産を実現

事業内容 business outline

浸炭焼入れ、軟窒化、高周波焼入れ等の熱処理加工からDLCコーティング加工まで、さまざまな鋼の表面改質技術を用意し、お客様のニーズに最適な工法でお応えしています。

また、表面改質処理と前後加工(切削・研削)の一貫加工で総合的な
モノづくりを用意しております。

当社熱処理のこだわりは、光輝な外観仕上りと低歪みです。
とくに熱処理歪み低減技術にたゆみなく取り組み、お客様の困り事にも
積極的に対応させていただきます。

熱処理一貫加工

熱処理部門と部品加工部門を有し、両部門一体で加工が可能です。完成までの工程を広く請負うことで、
工程間ロスや物流ロスを改善します。

“この工程はA社、次の工程はB社”と、分断生産になっていませんでしょうか。工程間運搬のために製品を箱詰めし、ムダな工数と
リードタイムが長くなってお困りではないでしょうか。
当社は、一貫加工によって、品質安定・短納期・コスト削減を実現しています。

ピニオン切削加工ピニオン熱処理加工

1. 前加工(切削)+洗浄+熱処理治具セット

2. 熱処理

3. 後加工(研磨)+防錆・箱詰め

4. 出荷

特 徴 feature
  • 1. 熱治具を通い箱化することで熱処理工程の製品セット・完成箱詰めが省ける
  • 2. 工程間ロスなく防錆油処理が不要なため、熱処理前洗浄が省ける
  • 3. 工場間の運搬が削減でき、物流費が省ける
  • 4. 前後加工状況をタイムリーに把握でき、外観、熱歪み等を熱処理工程へ
    フィードバックがしやすい
  • 5. これらの利点から、品質安定・短納期・コスト削減を実現

DLC(Diamond ? Like Carbon)01

DLCコーティング

DLCコーティング

DLCコーティングとは、ダイヤモンドのように硬い炭素膜のこと。

基材とDLC膜との中間膜を改良することで密着力に優れた膜質が得られています。
また、中間膜の工法を変えることで低温、高温の2種類のコーティングを用意しています。
低温DLCでは、200℃程度の処理温度で焼入部材の硬度を損なわない被膜処理が可能、鋼以外の非鉄(アルミ・銅)材料にも
適用できます。

特 徴 feature

特 徴 feature
  • 1. 低摩擦係数である。特に無潤滑環境下において、他被膜より優れる
  • 2. 硬度がHV1,000~3,000で耐摩擦性に優れている
  • 3. 焼付き荷重の相対値が高く、耐焼付き性にも優れる
  • 4. 相手攻撃性が低いので相手材の摩擦を抑制する
  • 5. 低温DLCは平滑な膜で基材の面粗さを変化させない

ガス軟窒化/高硬度軟窒化/浸硫窒化

ガス軟窒化

ガス軟窒化とは、鋼・鋳物等を浸窒性ガス+浸炭性ガス雰囲気中で加熱し、表面に硬い炭窒化物層を生成させ、
耐摩耗性・耐疲労性および耐食性を向上させる表面硬化処理です。

特 徴 feature
  • 1. 耐摩耗性、耐疲労強度、耐食性、耐焼付性が向上
  • 2. 熱処理温度が低いため、寸法変化が小さく、歪が少ない

高硬度軟窒化

高硬度軟窒化とは、高温域で軟窒化処理後に急冷した後、再加熱することで炭窒化物と窒素マルテンサイトの複合硬化させる処理方法です。通常、低炭素鋼を軟窒化した場合はHV400~700程度ですが、高硬度軟窒化では最大HV1000まで高硬度に仕上がります。

再加熱をプレステンパーに置換えると、薄板部品の低歪みが可能。
また、再加熱をホモ処理にすることで、耐食性、摺動耐久性が向上します。

特 徴 feature
  • 1. 炭素鋼でも浸炭焼入れにも負けない表面硬度が得られる
  • 2. 軟窒化と同程度に熱処理歪が小さい

浸硫窒化

浸硫窒化とは窒化層に加え、最表面に硫化層を付与した処理です。
本来、窒化しにくいとされるステンレス鋼も浸硫ガスの表面活性化作用に
より、非常に硬い窒化層の生成が可能となります。

特 徴 feature
  • 1. 非常に硬い窒化層を形成します。
  • 2. 窒化処理の難しいステンレスにも容易に窒化処理ができます。

浸炭焼入れ焼戻し

低炭素鋼、低炭素合金鋼を浸炭性ガス雰囲気中で加熱し、表面に炭素を侵入させて焼入れする処理。
安価な炭素鋼には、窒素侵入も付与した浸炭浸窒焼入れで焼入性を向上できます。

また、真空中で浸炭性ガスを少量封入させて浸炭することで、粒界酸化のない光輝な仕上がりの真空浸炭処理も可能です。

特 徴 feature
  • 1. 表面層のみ硬化し、内部はじん性が強い
  • 2. 耐摩耗性、耐疲労強さの向上
  • 3. 浸炭防止剤の塗布により局部表面硬化が可能

高周波焼入れ焼戻し

鋼・鋳物等の表面を高周波電流で誘導加熱し、急冷して焼入れ焼戻しを行うことで、表面に硬化層をつくる熱処理。必要な部位、
深さだけを加熱するため冷却速度が速く、効率の良い表面硬化処理です。

特 徴 feature
  • 1. 直接加熱のため、熱効率が非常に高い
  • 2. 局部的な焼入れができる
  • 3. 短時間処理で、作業効率が良い
  • 4. 被処理品の耐疲労強度が優れている

その他の取扱い熱処理・表面処理

[全体改質] 無酸化焼入れ焼戻し(無酸化調質)  真空焼入れ焼戻し
磁気焼鈍(真空焼鈍)

[表面改質] 蓚酸アルマイト(アルミ材陽極酸化処理)

CNKでは、得意領域の熱処理加工において、DLC、浸炭焼入れ、ガス軟窒化など
お客様のご要望に応じて表面改質のご提案や製品をご提供しています。

DLC加工、熱処理に関するご相談・要望はお気軽にCNKにお声掛けください。